世界観が最高すぎる!サイバーパンクをテーマにしたおすすめ映画7選【電脳世界】

SF映画

「サイバーパンク」というジャンルをご存知でしょうか。

1980年代に流行したSF作品の一ジャンルですが、SFの中においてもリアルさや現実性が重視されながら、反社会性をテーマとして内包する作品群です。

近未来社会を舞台として、人体と機械の融合や仮想空間などが描かれています。
サイバーパンクとしては、1999年に公開された『マトリックス』に代表される世界観を想像していただければ分かりやすいかと思います。

そこで今回は、サイバーパンク映画7選をご紹介していきます。

AKIRA

1988年公開作品。超能力を持った少年たちが描かれた、大友克洋によるコミックを原作としたアニメ映画。

2019年、第三次世界大戦後の「ネオ東京」では軍と反政府ゲリラが争いを続けていた。事故によって能力が覚醒した鉄雄は、暴走を始め手がつけられなくなっていく。そして、軍によって極秘に封印されている「アキラ」と呼ばれる少年の力も覚醒させようとする。鉄雄の仲間である金田は、戸惑いながらも鉄雄との対決を余儀なくされる。

コミックも含めて、国内外に熱狂的なファンを生み出した本作品。ちょうど本年が劇中の時代と一緒で、また2020年に東京五輪が開催されることでも一致するなど、偶然の一致が重なっています。本作をいつ見るの?今でしょ。

ブレードランナー

映画『ブレードランナー ファイナル・カット』予告編【HD】2019年9月6日(金)IMAX2週間限定公開

1982年公開作品。SF小説の大家であるフィリッップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』が原作の映画。1979年に公開されたSFホラーの金字塔、『エイリアン』のリドリー・スコット監督による作品。

舞台は21世紀。「レプリカント」と呼ばれる人造人間は、製造から数年後に自我を持つようになる。過酷な状況での労働を余儀なくされるため、レプリカントたちが脱走を図る事件が頻発していた。そんな脱走するレプリカントを射殺する任務を帯びた警察は、「ブレードランナー」と呼ばれていた。

ブレードランナーを引退していたが再び呼び戻されてしまうデッカード役を、ハリソン・フォードが熱演しています。人間だと思い込んでいたレプリカントのレイチェル、そんな彼女に惹かれてしまうデッカード。人類と機械の枠を超えた複雑な感情模様は、SF作品の醍醐味ですよね。「サイバーパンク」の代表作である本作を見ずして、サイバーパンクは語れません。オススメです。

オルタード・カーボン

Netflixオリジナルドラマ『オルタード・カーボン』2018年2月2日配信決定!

映像ストリーミング配信会社である Netflixによって2018年から配信されている、オリジナルドラマシリーズ。

地球から遠く離れた星に居住する未来の世界。特殊部隊の兵士であったタケシは逮捕されて保存刑を受けるも、見知らぬ体と共に目を覚ます。自分を目覚めさせた大富豪の依頼を受けて、タケシはある事件の捜査に乗り出す。

「タケシ・コヴァッチ」と呼ばれる人格が、時代や場所を超えて、異なる肉体で(つまり異なる役者が演じて)活躍するところが魅力ですよね。シーズン2も放送されていますので、気になる方はNetflixへ。

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊

1995年公開。士郎正宗のコミック『攻殻機動隊』を原作とした、押井守監督によるアニメ映画作品。

通称「人形使い」と呼ばれる国際手配中のハッカーにより、他人の電脳をハッキングして操ってしまう事件が多発していた。「少佐」と呼ばれる草薙素子を中心とした公安9課により、人形使いの追跡が始まる。

コミックから劇場用アニメ映画、そしてテレビアニメシリーズと様々なメディアで広がりを見せる『攻殻機動隊』。非常に難解で情報量の多いストーリー展開に、ファンが何度も見返す現象が発生。映画に続くテレビアニメシリーズの影響もあり、熱狂的なファンが多い作品です。ディープなアニメオタクの世界の扉を開く覚悟がある方には、絶品のアニメ作品となっております。

ゴースト・イン・ザ・シェル

ゴースト・イン・ザ・シェル(吹替版)

2017年公開。上述の『攻殻機動隊』の実写化作品で、スカーレット・ヨハンソンが主演を務めています。

ビートたけしや桃井かおりなどの日本人キャストが参加。また、日本語吹き替え版にはアニメ版の声優が起用されるなど、ファンにはたまらない作品に仕上がっています。

ディープなアニメ世界にハマってしまうのは怖い、だけど名作と呼ばれるサイバーパンク作品は見たい!そんな方には、こちらの実写版がオススメです。

ブレードランナー2049

映画『ブレードランナー 2049』予告3

2017年公開。上述の『ブレードランナー』の続編。
前作に引き続き、ハリソン・フォードがデッカード役で出演。デッカードとレイチェルが逃亡した後日譚を描く。

『ブレードランナー』を鑑賞後は、迷うことなく本作をご鑑賞ください。

トロン:レガシー

映画『トロン:レガシー』予告編

2010年公開。ディズニーが送るSF作品。1982年公開の『トロン』の続編。

前作の主人公、ケヴィン・フリンが失踪してから20年。成長した息子のサムは、かつて父が経営していたゲームセンター跡に訪れる。そこで、コンピュータの世界「グリッド」に入り込んでしまう。

グリッドの世界が、なんとも言えない美しさと共に恐ろしさを感じさせます。3D鑑賞して、世界観に浸りたい作品の一つです。

サイバーパンクのおすすめ映画のまとめ

皆さん、いかがでしたか。
『AKIRA』の説明とも重なりますが、『AKIRA』や『ブレードランナー』の劇中での時代は2019年。80年代の人達が予測した40年後の未来は、今よりもかなり進んでいますよね。私たちの未来は、映画が予見した世界に近づいていくのでしょうか。それとも、映画を超えていくのでしょうか。

SF作品としても評価が高い、サイバーパンク映画の数々。是非ご鑑賞ください。

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